for students
学生の方へ

 エネルギー理工学研究所 生体分子組織化学研究分野(中田研)は、生物の持つ高効率なエネルギー利用システムを探求し自らの手でそれらを試験管や細胞内で再構築することを目指した研究を展開する、2025年4月に新たに発足した研究分野です。
 大学院エネルギー科学研究科 エネルギー基礎科学専攻の協力講座として、修士および博士課程の学生を受け入れています。エネルギー基礎科学専攻 での分野名は、エネルギー生物機能化学分野(K-11)となります。
 これから当研究室に参加する学生の皆さんは、生物の中にあるクリーンでエコなシステムを学び、このシステムを利活用することで高効率な物質変換システムを構築することを目指した研究に携わってもらいます。特に、世界中が目指すカーボンニュートラルに向けた取り組みには、生物が当たり前のようにおこなっている二酸化炭素の変換反応の利活用が重要であると考え、二酸化炭素を原料とする生化学的変換反応に着目した研究を展開するすることで、カーボンネガティブに貢献したいと考えています。これら研究活動を通じて、良好な成果が得られた場合には、国内・国際学会で発表し、最終的には論文投稿をして、その成果を世界中の研究者と共有します。新しい発見や発明であれば、多くの研究者に注目され、更なる成果の基盤として評価されます。
 皆さんも、私たちと一緒に真剣に研究を大いに楽しんで、自らが創り出し発見した成果を世界に発信してみませんか?
 当研究室での研究に興味のある方は、中田教授まで、メール、電話などでご連絡ください。研究室見学は随時受け付けています。

information session
入試説明会

令和8年度修士課程(2026年4月入学、社会人特別選抜)および博士課程の選抜入学試験に関する、エネルギー基礎科学専攻の入試説明会を開催します。
基礎科学専攻概要のWeb版紹介を下記のリンク先情報に従って参照することができます。
詳細:エネルギー基礎科学専攻 修士課程 入試説明会
   エネルギー基礎科学専攻 研究室紹介ビデオ

education
教育方針

研究を通じて、学生の皆さんには化学(合成化学・生命化学等)の知識や手技だけでなく、「課題解決のためのメソッド」を身につけて欲しいと思っています。

課題の背景 ➡ 課題解決のための仮説の提唱 ➡ 実験による真偽の実証 ➡ 考察

研究は、この繰り返しによって進んでいきます。研究を通じて身に付いた課題解決能力は卒業してどのような分野に進んだとしても必ず役に立ちます。まずはこのメソッドを身につけることを目指していきましょう。